脱不登校

不登校と呼ばれてからの経緯や流れ

不登校親の会 参加するのは、母親 or 父親

不登校親の会は、不登校ライフの私にとって月数回でも、心の救われるイベントに

なっていました。

 

親の会を2~3か所を掛け持ちで参加されている方も多くいらっしゃいました。

 

いつも思うのが参加者は、圧倒的に母親が多いですね。

 

なぜだろうか。。。

 

確かに一歩踏み入れるまでは、勇気のいるイメージなのでしょうが。

 

母親が先に数回参加した後、お父さんをあためて連れていらっしゃるパターンは

常時でした。

 

 ご参加されたお父さん方からは、

「自分の子どもがこのままでいたら、いったい社会に出てやっていけるのだろうか。。。」

 

「来る日も来る日も、昼夜問わずゲームばかりしてる姿を見て、どう声掛けて良いのか

 わからない。。。」

 

「前の日の夜に明日は、学校行くって言っていたのに翌朝は布団から出てこず行かない

 子どもについ怒ってしまう。。。」

 

と、複数のお父さん方から、上記ような悩みをお話をされていたのをよく憶えています。

 

 不登校支援の専門家からは、

「俺の子だから、大丈夫。とドーンと構えて信じてやっていてください。 

明日は学校に行くって話していた不登校の子は、前日の夜には本当に学校行く気でいるんですよ。それは本当なんですよ。登校前にお腹が痛くなるのも同様です。本当に痛くなるのですよ。

 しかし、翌朝になると行けなくなってしまう。よくあることです。

行けなくなってしまった自分を責めていたりするのですよ。

家族にも申し訳なく思ってしまって、部屋から出てこられなくなる。

安心して家で過ごせなくなるので昼夜逆転した生活になってしまう。

だから安心した環境でしっかり休ませることが、今は必要なんです。」

と、おっしゃっていました。

 

つまりは、安心して過ごせる環境とは、一緒にいる家族が不登校を受容すること。

私自身がそうでしたが、不登校の我が子を受け入れるということの難しさを悟らせられました。

男女平等で女性も社会進出してはいますが、父親たちから出る言葉に「社会」「世の中」が頻発するのは、社会での仕事の厳しさを踏まえて、子どもを見てしまうからだろうと、考えました。

 

一方、母親たちは、不登校の子どもを抱えての心配ごとは当然であるが、同じ悩みを持つ仲間と話すことで安心感を得て悩みからくるストレスを解消しているように思えました。

 

親の会に参加するのは母親だから父親だからは、関係なく

 

不登校の子どものあるがままを受け入れたうえで

共通認識を高めているご家庭は、子どもさんの回復も早いように感じました。