中学に入ってからも、我が子は学校へは行かず自宅で過ごしていました。
親の方は、親の集まりイベントに参加する為、中学に足を運ぶ回数は、
我が子より断然、多くなっていきました。
当初は、学校に行くと落ち込み気分になっていましたが、段々と親は親同士の
コミュニティが広がり、仲間が増えていったことで
学校の集まりに参加すればするほど、親は元気をもらい、ここに居ていいんだ!
という、安心感で満たされるようになっていきました。
親にも少しばかり余裕が出てきたこともあってでしょうか、
子どもが、中学に入っても、まだ不登校ライフを続けていることにも、
理解が示せるようにもなってきました。
小学校5年3学期から、お休みをしていたのだから、もう充分休んだと
子どもを取り巻く、私たちは思いこんでいました。
しかし、それは大人側の勝手な解釈であり、子ども自身が心底休めていたかというと
そうではなかった。
むしろ、今から(中学入学してから)が、心のつかえなく
じっくり休める日々が到来したという事でした。
この学校に入って、「何も気にせず、やっと休むことができる」と話す子ども達が
複数いらっしゃるようです。
もし、充分に休めていたら、エネルギーを満たした子どもたちは、大人から何かを言われることなく動き出すというのです。
と言うことで、我が子も真のお休みは取れていなかったようで、
中学校は子どもが動きだすまで、様子を見ていくことにしました。