不登校ライフ11ケ月目 ちょうど小学校6年生の11月頃
我が子のクラスの友達に声掛けられて、テニススクールへ入会することになった。
小学校低学年の時から仲良くしてくれていた、ご家庭でもあり
私らを気に掛けてくださる、ありがたいご家庭だった。
我が子も、訪問サービスで大学院生のお兄さんが自宅に訪問してくれる以外
毎日毎日、自宅で過ごすことに飽きてきていたので、友達の誘いに
軽いノリで連れていってもらった。
テニススクールは同世代の子ども達で、12名ワングループとなって2人コーチが
見てくれる体制だった。
勢いでスクールに入ったはいいものの、やはり我が子だけは、集団に入って習うことは
出来なかった。
テニスレッスン体験時は、集団に溶け込もうとレッスン時間を過ごせたのです
が、それ以降テニススクールのレッスンは受講できず
レッスン時間には集合しても、集団に入ろうとせずテニスコートから離れ、ベンチに
1人戻ってきてしまう。
結局、我が子だけ、やめることになってしまった。
家で半年以上過ごしていたせいか、体力も気力も落ちてしまったこと、同年代の
子どもたちと一緒に過ごす雰囲気がいたたまれなかったとのこと。
土日にテニススクールに来ている、同世代のみんなは、学校へ通学している。
取り立てて何かを言われたわけではないのですが、不登校児ならではですね。
周囲の視線が気になってしまう。そして、なにより、普段 学校に行っていないことのうしろめたさに襲われて、身動きが取れなくなってしまったらしい。
力なく、うつむいてトボトボ歩く我が子に静かに寄り添いながら
「良い突破口になれば良かったのになぁ」と思い、
悲しくなってしまった。
不登校でも習い事は通えているお子さんも、少なからずいらっしゃるので
我が子のケースがまれかもしれませんが。。。
不登校ライフ中に試してみた一つの事例になりました。
参加したい気持ちと行動は、真逆になるのも不登校あるあるですね。