サクラの舞う、4月、不登校ライフ15ケ月目に
入学式を迎えた。
子どもは、ほとんど家から出ない生活だったので
人が多く集まるセレモニーのような場所は久しぶりで
花粉症でもないのに、マスクをしてなるべく人々と目を合わせないように
落ち着かない様子だった。
そわそわした感じで、緊張気味、こちらが少し話かけようものなら
怒り気味で返答してくる。。。きっと余裕がなくいっぱいいっぱいなんだと
やり過ごしていました。
正直、不登校専門の中学だから、在校生の方々も、我が子と同様な
雰囲気かと思っていたのですが、全くの思い違いでした。
在校生の方は、入学式のお手伝いを明かるく楽しそうにされていて
入学する新中学生に優しく声かけをしてくれていました。
不登校だから暗い
不登校だから話さない
不登校だから学校行事に参加できない
全てを打ち消された入学式だった。なんて、自分は狭い偏った考えの中に身を置いていたのだろうと。